婦人科

女性特有のお悩み、どんなことでもご相談ください。

婦人科では、不正出血や子宮筋腫など女性特有の病気や症状を診療するほか、一般診療や良性疾患の手術なども行っています。また江戸川区の子宮がん検診指定医療機関として、子宮頸がん検診も実施しております。当院で出産後、検診で受診する女性も多くいらっしゃいます。
高度な治療が必要となった場合は、専門の医療機関をご紹介しております。

診療科目

がん検診

区がん検診

※江戸川区では20歳以上の女性の方は2年に1回、無料で受診出来ます。

子宮頸がん予防ワクチン

江戸川区では、子宮頸癌ワクチン接種料金の補助を行っています。
対象者は小学6年生から高校1年生に相当する年齢の女子で
有効期間は小学6年生から高校1年生就学期間に相当する間となっております。
区から配布された予診票を有効期間内にご持参いただければ無料で接種できます。

婦人科系の病気

婦人科では、思春期から老年期まで女性特有の疾患を対象としています。生理不順、生理痛、更年期障害のご相談をはじめ、子宮内膜症、卵巣のう腫、子宮筋腫、子宮がんなどの病気は、自覚症状があまりないので、早めに受診してください。なお、婦人科手術にも対応しています。

不妊検査・相談

基礎体温をつけてもらう「BBT測定」、「卵胞チェック」、「ホルモン検査」、卵管の通りを調べる「卵管造影検査」などを行っており、ご相談にお応えしています。

ブライダルチェック

ブライダルチェックとは、結婚を控えている女性を対象にした婦人科健診のことで、HIV(エイズ)・クラミジア・カンジタ・梅毒をはじめとする感染症や子宮頸がん・卵巣腫瘍など、妊娠や分娩に影響を与える病気の有無をあらかじめチェックする目的で行います。
晩婚化が進んだ近年は、見た目の美しさだけでなく、健康な体で確実に子どもを授かりたいという考え方が急速に広まってきています。
セックスによって移る病気をSTD(性病・性感染症)といい、感染に気づかないまま新婚生活をスタートした結果、パートナーへも病気を移してしまうケースも少なくありません。そのまま放置していると、不妊症や子宮外妊娠、母子感染などのリスクが生じます。だからこそ、結婚前のブライダルチェックが大切になってくるのです。

検査項目

  • (1)血液検査
    • HIV(第4世代:抗原抗体)
    • 梅毒(TPHT定性)
    • B型肝炎(HBs抗原)
    • C型肝炎(HCV抗体)
    • 風疹抗体
    (2)膣検査
    • クラミジア核酸検出
    • 淋病核酸検出
    • 膣トリコモナス
    • 一般細菌・髄膜炎菌
    (3)膣式エコー
    • 子宮・卵巣チェック
  • (4)がん検診
    • HPV検査(ヒトパピローマウイルス検査)
    • 子宮頸がん検査+HPV検査
    (5)視診
    • 尖圭コンジローマ
    • ヘルペス

費用

30,000円(税別)

低用量ピル アフターピル

低用量ピルをきちんと服用した場合、99.7%の避妊効果があります。
また、月経困難症や子宮内膜症の治療薬としても使用する場合がございます。
その他には、月経に伴うあらゆる症状(PMSやPMDS等)を改善する効果があります。

アフターピルとは、避妊に失敗したり、性犯罪に巻き込まれたりした際、緊急的に妊娠を阻止する薬のことです。性行為後72時間以内に服用しなければ十分な効果は得られず、24時間以内に服用した場合で、妊娠を阻止できる確率は95%といわれています。

中絶手術について

妊娠したことが分かったものの、やむを得ない事情により、中絶の選択をしなければならない場合がござます。
当院では母体保護法に基づき、母体保護法指定医が手術を行います。
当院の中絶は静脈麻酔により、眠っている間に行いますので、手術中の痛みはございません。
初診での診察当日の手術は行えません。
手術前に一度ご来院頂き、術前検査を行い、手術日を決めて頂きます。
その際に、手術日当日のお持物や詳しい説明をさせて頂きます。

費用

週数 手術料 入院セット料金
~10週6日迄 110,000円~(+税) 3,000円(+税)
11週~11週6日迄 130,000円~(+税)
12週~15週6日迄 470,000円~(+税)※1
16週~21週6日迄 500,000円~(+税)※1

※1

  • 12週以降は入院が必要な為、手術料の他に入院料が1日30,000円(+税)発生します。
  • 埋葬料も別途、ご負担いただきます。
  • 出産育児一時金の直接支払制度を利用すれば、ご本人負担額は、合計金額から488,000円を差し引いた金額となります。